アフターコロナのチャンスを掴めるか【NEXT TYPES 7月号】
新型コロナにお疲れの皆様へ
皆様ご無沙汰しております。このニュースレターは1度でも私がご挨拶させて頂いた方へお送りしております。梅雨も明けて、連日暑くなってきましたが体調はいかがですか。今年は梅雨期間が短く1ヶ月程度だったようです。これから気温もどんどん上がっていきますので水分補給はこまめにお気をつけ下さい。
暑苦しい中であまり床暖房やサウナのお話をしても、もっと暑くなってしまうだけかと思いましたので、今回は別のお話をさせて頂ければと思います。世の中は新型コロナの暗いニュースで溢れておりますので、少しでも皆様の気持ちを明るく出来るようなニュースをお伝えしたいなと思い今月号を作成しました。すでにご存知のことも多いかも知れませんが、どうぞお手隙の際に読んでみてください。
建設業界の動向
現在建設業界は案件の動きも少なく、厳しいニュースが聞こえてきますが、、、実は今後の業界の見込みは非常に良いんです。「そんな訳ないだろ!」と思われた方、詳しくご説明しますのでぜひ最後までお読み下さい。まず老朽化した建築物の改築需要が増えていきます。国土交通省の「建築物リフォーム・リニューアル調査」によると、2009年に約6.2兆円だった改装・改修工事(維持・修理工事も含む、以下同)の受注高は2019年度には約11.8兆円まで増えており、この10年で約2倍にまで成長しています。2020年度はコロナ禍で停滞しましたが、まだまだ需要は根強く、2022年度には2019年度と同等の水準まで回復すると見込まれております。アフターコロナで次々と動き出す波がそろそろ来るのではないでしょうか。
また観光業も復活のため着々と準備を進めております。実は日本人は世界的に見ても旅行が大好きな民族なのです。日本には様々な価格帯のホテル・旅館があり、その理由は歴史的・文化的背景から読み取ることができます。一般的に昔のヨーロッパでは、旅行は貴族のすることであり、大衆の人々には無縁の習慣でした。一方で日本人は江戸時代からすでに旅行は大衆のものであり、年間で約400〜500万人以上が旅行していた年もあったそうです。当時の日本の人口は約3,000万人ですから、これは相当な割合ですよね。一体どうしてこんなに一般庶民も旅行を楽しんでいたのでしょうか?
答えは、、、「おかげ参り」
諸説ありますが、江戸時代には日本の人口の3分の1が伊勢神宮の参拝「おかげ参り」をしたと言われています。世界でこんな国はありません。この様子をかの有名なマルコ・ポーロは東方見聞録にて、「日本は旅行先進国である」と記しています。マルコ・ポーロは日本を「黄金の国」と呼んでいましたが、その黄金というのは単にゴールドというだけでなく、「豊かな旅の文化を持っている」ということも含まれていたんじゃないかと読み取れるってことですね!
現在、ラグジュアリーホテルの新規オープンが次々に発表されています。かの有名な三菱地所も、「ラグジュアリーホテルをやる」ということで大きなニュースになっています。これはめちゃくちゃ面白いことになると僕は思っています。海外の富裕層の方にインバウンドで豊かな時間を過ごしてもらい、経済を回し結果として日本人も豊かになるからです。早く旅に行きたいですね。そんな日が来るのももう少しですから、あと少し、みんなで頑張りましょう。
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